健康ラブなナースの日常
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お年寄りに、健康の秘訣を聞いてみた①

みなさんこんにちは。

このブログでは、現役看護師のわたしが、健康について考え、学んだことや実践したことなどを気ままに綴っています。

先日、90歳も越えたおじいちゃんとお話ししていたら、会話中にふとこんなことを言われました。

「毎朝、この世界に存在するもの全てに感謝をして、今日1日頑張ります。と念じています。」

・・・えー!まさかこの方、この世に実存する仏様か何かなの?!周囲に日々感謝の祈りをして、毎日気持ちを新たに決意を誓えるってなんて徳のある人なんだろう!と驚きました。

今こうやってネット環境があること、体が動くことなど、身の回りに当たり前のように存在するものに感謝する気持ちを、私はどこで失ってしまったのでしょうか…😂

もっと、もっと!って欲深い私。おじいちゃんの言葉を聞いて、はっとしました。

感謝の習慣は身体にも心にもいいってよく本やメディアでも取り上げられていますね。

感謝すること…実際どのような効果があるのでしょうか🤔

感謝する習慣がもたらす効果

 感謝する習慣は、心身の健康に多くのポジティブな効果をもたらすことが、研究によって示されています。具体的な健康効果を見ていきましょう♪

1. ストレスの軽減 

感謝の気持ちを持つことで、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が抑えられ、心身のリラックス状態を促進します。これにより、慢性的なストレスが軽減されるとされています。

2. メンタルヘルスの改善 

感謝の習慣は、ポジティブな感情を引き出し、不安や抑うつの症状を軽減します。感謝することで、自分の人生や周囲の状況に対して前向きな視点を持つことができ、心理的な安定感が増します。

3. 睡眠の質向上 

感謝の気持ちを持つことで、心が落ち着き、入眠しやすくなるという研究があります。寝る前に感謝のリストを作る習慣を持つと、睡眠の質が向上しやすくなります。

4. 免疫力の向上 

感謝の習慣が、免疫系にプラスの影響を与えるとされています。ポジティブな感情が増すことで、体内の炎症が抑制され、病気にかかりにくくなるという報告もあります。

5. 人間関係の向上 

感謝することで、他者とのつながりが深まり、人間関係が良好になります。社会的なつながりは、孤立感の軽減や幸福感の向上に寄与し、心の健康に良い影響を与えます。

6. 寿命の延長 

一部の研究では、感謝の気持ちを持つことが長寿に寄与する可能性があるとされています。感謝の習慣がストレスを減らし、心臓病などのリスクを低減するからです。

感謝することで得られるメリットが大きすぎませんか?!感謝することに、お金も時間も場所も関係ないですし、思い立った今からでもすぐに始められるといった圧倒的な手軽さがあります!

感謝の習慣を実践するために、日々感謝できることを書き留める「感謝日記」や、周りの人に感謝を伝えるなどの方法があります。これらは、幸福感を高め、心身の健康を支えるために役立つとされています。

どんどんやってみたくなりませんか??


感謝習慣を実践するためには、シンプルで続けやすい方法を取り入れるのがおすすめです。忙しい毎日の中でも負担なく続けられる方法をいくつか紹介します。

1.朝または夜のルーチンに組み込む

   毎朝、仕事に行く前の時間に、感謝していることを一つ書く時間を設けます。すると、前向きな気持ちで一日を始められます。

   寝る前に、その日あった感謝できることを振り返り、1〜3つ書き留めます。短時間で済むので、習慣化しやすいです。温かい気持ちで眠りにつくことができます。

2.スマホアプリやメモ機能を活用

   スマホのメモ機能を活用することで、忙しい中でも手軽に感謝の気持ちを書き留められます。職場や移動中の隙間時間に、簡単に感謝を記録できます。また、スマホには感謝日記専用のアプリがあります。

3. ポジティブな瞬間に焦点を当てる

   毎日必ずしも大きな出来事があるわけではありません。小さな幸せや日常の中でのポジティブな瞬間(おいしいコーヒーを飲んだ、同僚との会話が楽しかったなど)に目を向け、それに感謝することで、気軽に続けられます。

4. 「1分ルール」を採用する

   感謝日記に1分以上かけないと決めてしまうことで、時間のプレッシャーを減らします。短くても、毎日続けることが大切です。「短くていい」と思えば、忙しい日でも気軽に取り組めます。

5. 週末に振り返る時間を持つ

   平日が忙しければ、週末に少し時間をとり、その週にあった感謝できる出来事を振り返り、まとめて日記に書く方法もあります。週末に感謝の気持ちでリセットすることで、次の週もポジティブに始められます。

6. 感謝を具体的にする

   「今日は良かった」と抽象的に書くのではなく、「上司が業務の進捗をほめてくれて嬉しかった」など、具体的に感謝したいことを挙げると効果が高まります。

7. リマインダー機能を使う

   忙しい日々の中で感謝日記を忘れないために、スマホのリマインダー機能を使って感謝日記を書く時間を設定しましょう。これにより、習慣化がしやすくなります。

8. 感謝の手紙を書く

   定期的に、感謝したい人に手紙やメッセージを送ることで感謝の気持ちを表す方法もあります。日記に感謝を書く代わりに、誰かに感謝を伝えることで、互いの関係性も深まります。

いかがでしょうか?

働きながらでも、無理なく感謝日記を続けることで、ポジティブな視点を保ちやすくなり、心の健康をサポートできます。

感謝する習慣は苦痛なノルマではありません。気になった方は、心地よさや快を味わえる範囲で取り組んでみてくださいね。

ABOUT ME
miyu
三次救急も担う、総合病院で看護師として勤務しています。3交代、休憩もとれないくらいの多忙さや、患者さんと関わる中で、健康について強く意識するようになりました。