みなさんこんにちは。
このブログでは、現役看護師が、健康について考え、実践したことなどを気ままに綴っています。
タバコには様々な健康被害があることは多くの方がご存知だとは思います。
改めて喫煙について考えていきたいと思います。
喫煙には、次のような健康デメリットがあります。
1. がんリスクの増加:タバコは肺がん、喉頭がん、口腔がん、膀胱がんなど、多くのがんリスクを大幅に高めます。タバコに含まれる有害物質は細胞のDNAを損傷し、がん細胞が発生しやすくなります。
2. 心血管系への悪影響:喫煙により高血圧や動脈硬化が進行し、心臓病や脳卒中のリスクが増大します。
3. 呼吸器系の疾患:慢性閉塞性肺疾患(COPD)や気管支炎、肺機能の低下などが引き起こされます。
4. 老化の促進:肌や内臓の老化が早まり、免疫機能も低下します。
5. 生活の質の低下:倦怠感や息切れ、食欲不振などが起こりやすく、日常生活にも影響を及ぼします。
禁煙すると、これらのがんリスクが徐々に低下し、10~15年で非喫煙者に近いレベルにまで減少することもあります。禁煙の効果は、年齢に関係なく見られるため、いつ始めてもがん予防に大きく寄与します。また、心血管系や呼吸器系の健康も改善され、健康寿命の延長につながります。